2026/8/5
Vol.68 小西由企夫| 魅惑のアンダルシア食文化セミナー開催
2026年7月13日 アルカディア市ヶ谷
大阪・北浜のスペイン料理店「エル・ポニエンテ」のオーナーシェフである小西由企夫(こにし ゆきお)氏 が講師を務めた、全日本司厨士協会主催の「スペイン・アンダルシア産食材を使った料理セミナー」が開催されました。
料理セミナーでは、小西シェフによるアンダルシア料理4品を実演。
・アンダルシア産鮪のピピラーナ・キャビア添え
・冷製 アーモンドとニンニクのスープ・新鮮な鯵のマリネ・メロン添え
・魚介とポテトの煮込み マヨネーズ風味 マラガ風
・イベリコ豚とキノコの米料理・パパダ添え ペドロヒメネスのレデュクション
Pipirrana de atún con caviar(アンダルシア産鮪のピピラーナ・キャビア添え)
-
- アンダルシア産鮪のピピラーナ・キャビア添え
【材料】(6人前)
| 材 料 | 数 量 |
|---|---|
| アンダルシア産 鮪 1枚 60~70g | 6枚 |
| A | |
| トマト | 2ケ |
| 玉葱 | 1/2ケ |
| ピーマン | 3ケ |
| 赤ピーマン | 1/2ケ |
| B | |
| コルニッション | 10g |
| ケッパー | 5g |
| C | |
| ニンニク | 1片 |
| クミン | 小さじ1/2杯 |
| アンダルシア産 シェリービネガー | 適量 |
| アンダルシア産 エクストラバージンオイル | 適量 |
| 塩 | 適量 |
| アンダルシア産 黒オリーブ | 18粒 |
| アンダルシア産 キャビア | 60g |
【作り方】
1.Aの野菜を2~3mmのブリュノワーズに切る。
2.Bは細かく刻む。
3.ニンニク・クミン・塩をモルテロに入れつぶし、シェリービネガーでのばす。
4.1・2・3をボウルに移し、オリーブオイルを少しずつ加えて乳化させる。
5.鮪のかたまりをスライサーで3~4mmくらいの厚さにスライスしてクッキングペーパーに挟み、保存しておく。
6.盛り付け
お皿にうすくオリーブ油をぬり、鮪をのせて軽く塩をふり、4のソースをのせる。
仕上げに、キャビア・黒オリーブを飾る。
Ajo blanco con marinado de chicharro con melón
(冷製 アーモンドとニンニクのスープ・新鮮な鯵のマリネ・メロン添え)
-
- 冷製 アーモンドとニンニクのスープ・新鮮な鯵のマリネ・メロン添え
Ajo blanco アホ ブランコ
【材料】(6人前)
| 材 料 | 数 量 |
|---|---|
| アンダルシア産 アーモンドスライス | 250g |
| 松の実 | 100g |
| ニンニク | 25~30g |
| 水 | 2000ml |
| バゲット | 2/3本 |
| 塩 | 適量 |
| アンダルシア産 オリーブオイル | 200cc |
| アンダルシア産 シェリービネガー | 適量 |
【作り方】
1.アーモンドスライス・松の実を一晩水でもどす。
2.モルテーロにニンニク・塩を加えてよく潰し、シェリービネガーでのばす。
3.バゲットを水でふやかし、水分をよくしぼる。
4.1 をミキサーにかけ、よく潰す。
5.4 に2・3 を加え、オリーブオイルを少しずつ加えながら乳化させる。
6.一晩ねかせてシノアで濾す。
Marinado de chicharro 鯵のマリネ
【材料】(6人前)
| 材 料 | 数 量 |
|---|---|
| 鯵 | 120gのフィレ4枚 |
| A | |
| 岩塩 | 80g |
| グラニュー糖 | 10g |
| ローリエ | 1枚 |
| 黒胡椒 ミニョネット | 小さじ1/2 |
| タイム | 小さじ1/2 |
| B | |
| 白ワインビネガー | 200ml |
| ミネラルウォータ | 100ml |
| ニンニクスライス | 3片分 |
| パセリ軸 | 2枝分 |
【作り方】
1.鯵を3枚におろし混ぜ合わせたAをあてて3時間ほどマリネする。
2.マリネ後、軽く水洗いして、Bの材料を全て入れたバットで7時間ほど漬け込む。
漬け込み終わったら液体から引き上げておく。
盛り付け
【材料】(6人前)
| 材 料 | 数 量 |
|---|---|
| メロン | 1/2ケ |
| リンゴ | 1/2ケ |
| アンダルシア産 干しブドウ | 36粒 |
| 茴香の葉 | 適量 |
| アーモンドスライスロースト | 適量 |
【作り方】
1.スープ皿に鯵のマリネスライス・メロン 一口大カット・リンゴ・干しブドウ・アーモンドスライスを散らす。茴香を飾り、エクストラバージンオイルをかける。
2.お客様の前で、アホ ブランコを注ぐ。
Gazpachuelo Malagueño
(魚介とポテトの煮込み マヨネーズ風味 マラガ風)
-
- 魚介とポテトの煮込み マヨネーズ風味 マラガ風
【材料】(2人前)
| 材 料 | 数 量 |
|---|---|
| アンコウ(又は白身魚) | 2切 |
| 無頭海老 | 4尾 |
| アサリ(大) | 6粒 |
| 魚の出汁 | 500ml |
| 玉葱 | 1/2ケ |
| メークイン | 1ケ |
| ローリエ | |
| アンダルシア産 オリーブオイル(ノーマルグレード) | 50ml |
| シェリー酒(マンサニージャ又はフィノタイプ) | 適量 |
| 塩 | 適量 |
| Salsa mayonesa | |
| 卵黄 | 2ケ分 |
| 塩 | 適量 |
| レモン汁 | 1/2ケ分 |
| オリーブオイル | 250~300ml |
【作り方】
1.マスタードの入らないマヨネーズを作る。
2.玉葱はスライス、メークインは一口大のカチェーロに切る。
3.鍋にオリーブオイル・玉葱をしんなりするまで炒めてメークイン・魚の出汁・ローリエを注ぎ、メークインに8割ほど火を通す。
4.魚の切り身・海老に軽く塩・胡椒し、アサリを3に加える。
5.ボウルにマヨネーズを入れて4のスープを少しずつ加えてのばしていく。
6.お皿に魚介を盛り付けて、5のソースにシェリー酒で香り付けして魚介にかける。
Arroz meloso cerdo iberico y setas
(イベリコ豚とキノコの米料理・パパダ添え ペドロヒメネスのレデュクション)
-
- イベリコ豚とキノコの米料理・パパダ添え ペドロヒメネスのレデュクション
【材料】(2人前)
| 材 料 | 数 量 |
|---|---|
| イベリコ豚肩ロース(5mm角切) | 70g |
| 冷凍 セップ茸(スライス) | 80g |
| 乾燥 セップ茸 | 大さじ1杯 |
| 乾燥 セップ茸 もどし汁 | 大さじ2杯 |
| ニンニク | 1片 |
| 玉葱 | 70g |
| アンダルシア産 オリーブオイル | |
| 米 | 100g |
| ソフリト | 60g |
| 鶏のダシ汁 | 300~400cc |
| ペドロヒメネスのレデュクション | |
| ペドロヒメネス | 200cc |
| フォンドヴォー | 50cc |
| イベリコ豚のパパダ(薄くスライス) | 10枚 |
【作り方】
1.ペドロヒメネスのレデュクションを作る。
ペドロヒメネス酒200ccを約50ccくらいになるまで煮詰めて、フォンドヴォーを加えて塩で味を整える。
2.ソテー鍋につぶしたニンニクを入れ、玉葱のスライスを加えて軽く茶色になるまで炒めて、イベリコ豚を加えて炒める。
3.2に冷凍セップ茸のスライス、もどした乾燥セップ茸を加えて、ソフリト、セップ茸のもどし汁、鶏のダシ汁を加えて米に火を通す。
4.お皿に米を盛り付けて、パパダの薄切りをのせて、少量のペドロヒメネスのレデュクションをかける。
【プロフィール】
-
- 小西 由企夫
1962年兵庫県生まれ。
大阪で本場のスペイン料理を広めた第一人者であり、1980年代初頭に単身スペインへ渡り、各地で郷土料理の修業を積んだスペイン料理界のパイオニアとして知られています。
大阪・北浜に「エル・ポニエンテ」をオープン。関西を中心にバルや炭火焼き料理など多彩な店舗を展開し、日本のスペイン料理文化の普及に貢献。
また、オーナーシェフとして店舗経営を行う傍ら、メディアや料理番組、料理教室などを通じて本格的なスペイン家庭料理やレシピを発信しています。
エル・ポニエンテ
大阪府大阪市中央区北浜2-1-21
つねなりビル1F
Tel:06-6220-6868
https://www.elponiente.jp/honten/index.html